(8)大丈夫と思い込んでいる親を説得するのは、専門家でも難しい

公開日: 更新日:

 やっとの思いでおかんをショートステイに入居させた日の夜、旧知の管理栄養士から誘われていた「サルコペニア・フレイル」の勉強会に参加した。講師はこの分野では有名な先生で、以前から話を聞いてみたいと思っていたのだ。

 ちなみにサルコペニアとは筋肉量の減少、フレイルは心身の虚弱のことを指す。加齢による筋肉量の減少(サルコペニア)や心身の虚弱(フレイル)により、健康と要介護の中間のような状態を指すもので、適切な栄養と運動で悪化を防ぐことが大切との趣旨だった。

 話を聞いていて思った。これはまさにおかんの今の状態にピッタリだ。しかも骨折などによる社会復帰には「回復期リハビリテーション病棟」でのリハビリを勧めるとの話も出た。なんてタイムリーな話題なんだ。

 次のMRI検査で圧迫骨折が確定したら、おかんには近隣の回復期リハビリテーション病棟に入ってもらおう。決意を新たにした息子なのだった。

 しかし、あのおかんをどう説得すべきなのか。長時間の抵抗で疲れ果てていただけに、講師の先生には最後の質疑応答でぜひ聞きたいことがあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深