著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

タモリと吉永小百合をつなぐ「早稲田二文」まつわる諸説を徹底検証

公開日: 更新日:

タモリと吉永小百合

「二文」といえば、早稲田大第二文学部の略称。夜間学部として戦後に創設され人気も高かったが、10年前に最後の学生を送り出し廃止された。ユニークな人材を輩出してきた二文の出身者には芸能人も多い。その代表格は吉永小百合(80)とサユリストとして知られるタモリ(80)だろう。

 福岡市で育ったタモリは県内トップクラスの県立筑紫丘高校に進んだ。吹奏楽部に入部し、トランペットを担当。早稲田大ではモダンジャズ研究会(通称「ダンモ研」)に入ったが、司会を任された。トランペットは他にうまい部員がいたからだ。2023年11月に開かれたダンモ研の60周年コンサートにも登場。スキャットを披露した。

 高校ではアマチュア無線クラブにも入っていた。熱中したのは音楽よりこちらのほうだった。アマチュア無線技士の資格を取得。この世界をきわめたくて、大学は無線電信講習所を起源とする国立の電気通信大(東京・調布市)を目指した。「あらゆる分野に精通し、芸能界随一の頭脳」(元テレビプロデューサー)と称されるタモリだが、唯一苦手だったのが物理。克服できず、入学はかなわなかった。

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