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金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

「大丈夫」と「結構」は、容易に使うと誤解を招きかねない

公開日: 更新日:

話す力・聞く力(10)

「こちらで進めてもよろしいでしょうか」→「大丈夫です」

「レジ袋は大丈夫ですか?」→「はい、大丈夫です」

 どちらもよく耳にする会話ですが、「大丈夫」の意味は同じではありません。前者は「問題ありません」、後者は「不要です」。同じ言葉でも、場面によって指す内容が変わります。

 日常では通じても、仕事では一度で話が終わらないことがあります。受け手が意図を読み取る必要が生じるからです。

 今回は、便利だけれど、意味が曖昧になりやすい言葉について考えてみます。まずは、多くの人が無意識に使っている「大丈夫」から見ていきましょう。

■大丈夫の使い方

「大丈夫」は、本来「問題がない」「心配はいらない」という状態を表す言葉です。「彼に任せておけば大丈夫だ」「ケガは大丈夫ですか」のように、状態や安全を確かめる場面では自然に使われます。

 一方、返事に使うと内容が定まりません。

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