ゴレンジャー出演の鹿沼絵里さん 介護仕事と借金返済に奮闘

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 養護施設は40人ほどの入所者に加え、ショートステイで毎日220人前後訪れるというから、規模はかなり大きい。グループホームは6人が入居しているそうだ。

「オムツやシーツの交換から、着替え、掃除、洗濯、食事、入浴と雑用を含め、な~んでもやっちゃう。そりゃあね、たまには内心、ムッとすることはあるわ。でも、みなさん、ワタシの両親と同世代で戦争中も戦後もご苦労されてきた方ばかりじゃない? だから、自分の親の面倒を見るつもりで日々を過ごす。そうすれば、そんなにイライラしないものよ」

 それにしても、だ。すでに60歳オーバー、それほどガムシャラに働かなくてもいいんじゃないか。

「そうもいかないの。自宅のローンはどうにか片付いたけど、主人が芸能プロダクションをやってた時の借金がまだ残ってる。これからを考えたら、働けるうちは働かないとね。アナタもちゃんと考えといた方がいいわよ」

■“イーグル連絡員007”役で人気に

 さて、72年に女優デビューした鹿沼さんは、今も続く特撮戦隊シリーズの第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」の“イーグル連絡隊員007”こと加藤陽子役で人気者に。

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