フィフィ氏とYouTube元制作者の間に何があった? 食い違うそれぞれの主張【後編】
タレントのフィフィ氏から「5年以上にわたり被害を受けてきた」と訴えた元YouTubeチャンネル制作者の川上勇希氏。前編では、深夜の連絡や仕事を通じた接触についての証言を伝えた。後編では、警察への相談の経緯や、告発に至った理由、そしてフィフィ氏の反論を追う。
■警察への相談
川上氏が目黒警察署生活安全課を訪れたのは、2025年1月30日の夜だった。出会いからの経緯を説明し、LINEや音声などの記録を示したという。
「警察の方から『内容が深刻だ』と言われ、『すぐに警告しないといけない』という趣旨の説明を受けました。私は相談だけのつもりでした」
川上氏によると、翌31日には警察官2人がフィフィ氏のもとを訪れ、ストーカー規制法に基づく警告を行ったとの説明を受けたという。また、川上氏に関するX(旧ツイッター)への投稿についても、削除を求めたと説明を受けたとしている。
■父のメモに残された記録
この経緯については、当時、父親が書き留めたメモも残されている。そこには、川上氏が「目黒警察署 生活安全課」に相談したこと、そして「警察の方 1/31 朝〜昼の間にⒻにストーカー警告に行く」と記されている。Ⓕはフィフィ氏を指す。
さらに同日の記述には、警察官がフィフィ氏に対し、川上氏への電話、メール、X(旧ツイッター)での連絡をしないよう警告し、フィフィ氏が「わかった」と応じた、という趣旨の内容が書き残されている。
川上氏はこのほか、警察から経過観察として連絡を受けた際の着信履歴や、弁護士とのやり取りも保管している。
■発信力の差に苦しんだ
一方で、当時は収益や契約をめぐる対立としてフィフィ氏側の主張がSNSやネットニュースで発信されていた。フィフィ氏は自身のSNSで、この問題は収益や契約をめぐる対立だとする見解を発信した。
2025年1月30日には、「契約の見直しを求めたら、嫌がらせだと言われ、警察に行くと脅された」と説明している。
川上氏は、「彼女の発信力が大きく、その言い分が真実のように受け止められてしまった。本当につらかった」と振り返る。
さらに、「影響力の大きさを本人も理解した上で発信していたと感じている」と話している。


















