尾藤イサオが感謝 “戦友”尾崎紀世彦がくれた「禁煙への決意」

公開日: 更新日:

 実はそれまで1日3箱吸うヘビースモーカーだったんだけど、そのコンサートを機にピシッと禁煙したからね。今も以前と変わらない音域と声量を保っていられるのは、たぶん禁煙効果なんだよ。

 O2コンサートではヒット曲のほか、僕がプレスリーのナンバー、キヨは「慕情」「オール・ザ・ウェイ」といったポピュラーを歌ってたんだけど、今どきの曲もレパートリーに加えようということになって選んだのがコブクロの「蕾」だった。

 リハーサルでは「僕がメロ(メロディー)を取り、キヨはコーラスをつける」ってことで歌ってみたら、結構キーが高い。キーを下げれば、楽に歌えるんだけど、原曲に忠実にやろうよって話をしてたから、こりゃあ喉の負担を少しでも減らした方がいいだろう、と。じゃあ、思い切ってたばこやめちゃえ! ザックリ言うとこんな流れだね。

■禁煙8年目、体調はすごくいい

 健康を考えて、それまでも何度も禁煙したことはありましたよ。かかりつけの耳鼻科のお医者さんには「これからも歌手でいたいなら、たばこは1本でもダメ」って注意されてたし。でも、そのたびに、「ロックンローラーがたばこ吸えなくてどうすんの?」って粋がって、ずっと無視してた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝