さんま4時間“還暦”特番…深刻化するTV界の「高齢化現象」

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 昔の勢いはなくても、安定した視聴率を稼げるから、ということだけが理由なのか?

「若いプロデューサーやディレクターはリスクを負って新番組を立ち上げるより、同じ番組を引き継いでいくほうが、長い年数、仕事にあぶれない保証がある」とあるテレビマンは言う。かつての「いいとも」のように、視聴習慣がついた番組を受け継ぐほうが安泰なのだ。

 リスクを負わないのは芸人も同じ。もし若手芸人で「さんまを超えてやる!」とか「志村けんの時代は終わってる!」と下克上発言をしたら、テレビマンや相手の事務所だけでなく、自分のマネジャーからも「バカ!」と言われて干されるだろう。芸人だから、そのくらいフライング発言してもOKなはずだが、大物に気に入られる態度をして、番組に使ってもらったほうがリスクが少なく長生きできる……。

 島田紳助の引退後にやっと、くりぃむしちゅーの上田晋也が頭角を現すといった、スローモーな世代交代しかあり得ないのか。10年後はビッグ3が70代、その下の世代が還暦で、彼らがこのままずっとテレビを牛耳っている“恐怖の時代”になっているかもしれない。視聴者もメーンの出演者も高齢化の異常事態!?

 バラエティーを本格的に始めた最初のアイドルグループSMAPも今や平均年齢が40歳超。たぶん「SMAP×SMAP」は平均50歳になるまで続くね。
(作家・松野大介)

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