アニソン帝王・水木一郎「世界一有名な日本人」までの道のり

公開日: 更新日:

「世界で一番有名なJapanese、それは水木一郎」――。そんな見出しにホンマかいな? と手に取ったのが、発売中のムック「JAPAN CLASS」(東邦出版)だ。

 同書は外国人のコメントをもとに、ニッポンを再発見、再評価するムックの第3弾。これまでに10万部以上を売り上げた人気本だ。気になる「世界で一番有名」の根拠は、ウィキペディアで、「水木は現存する日本人最多の約90言語で紹介され、少なくとも90カ国以上にファンがいるという驚異の知名度を誇っている」(同書から)との説明が……。

 水木一郎(67)の本業は歌手。それもアニソン(アニメ・特撮作品のソング)の帝王と呼ばれる斯界のパイオニアで、かれこれ40年以上にわたって歌い続け、1200曲を超える持ち歌がある。同書では今年2月に行われた中米・コスタリカの水木のライブがいかに盛況だったか紹介されていて、「コンサートが始まる前から水木の愛称『ANIKI(アニキ)』コールが響き渡り、立ち上がって拳を振り上げるなど超エキサイト。シャイな民族と聞かされていた水木もびっくり」と伝えているのである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー