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湯川れい子音楽評論家

東京都目黒生まれ。山形県米沢で育つ。60年、ジャズ専門誌「スウィング・ジャーナル」への投稿が認められ、ジャス評論家としてデビュー。早くからエルヴィス・プレスリーやビートルズを日本に広めるなど、独自の視点による音楽全般の評論を手がけるほか、作詞家としても「涙の太陽」「ランナウェイ」「センチメンタル・ジャーニー」「六本木心中」「あゝ無情」「恋におちて」などヒット曲多数。

声を失ったばかりのつんく♂に作曲依頼した“新しい子守歌”

公開日: 更新日:

クミコ「うまれてきてくれて ありがとう」

クミコ「うまれてきてくれて ありがとう」(提供写真)

 さっきまで「まな板のコイ」になって、テレビ東京で生放送されていた日本作詩大賞のステージに立っていた。私が作詞した「うまれてきてくれて ありがとう」が、大賞候補にノミネートされていたからだ。

 結果、大賞はおろか、優秀賞の中に入ることもなく終わって、ガックリして帰ってきた。… 

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