「あいつらの末路」真梨幸子著

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「あいつらの末路」真梨幸子著

 作家の石塚朝美はウェブマガジン「読みたガール」の取材を受けていた。取材にきた秋沢景子は結婚の経緯ばかり聞きたがる。夫とは婚活サイトで知り合った。湾岸タワーマンション32階の彼の部屋を訪れたとき、「絶対、この人と結婚する!」と決めたのに、夫はマンションを売り、田舎に引っ込んで小説を書くと言いだした。夫が買おうとした家は、かつて殺人鬼が住んでいた家だ。離婚した朝美は「読みたガール」の「熟年パワーカップルが選択した悲惨な末路」という記事を読んで、書かれているのは秋沢景子ではないかと気づいた。

 編集者が景子の家を訪ねてみたらオバケ屋敷のようで、腐敗臭が漂っていた。

「幸せな結婚」から奈落に落ちた女を描くミステリー。 (KADOKAWA 2090円)


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