「あいつらの末路」真梨幸子著

公開日: 更新日:

「あいつらの末路」真梨幸子著

 作家の石塚朝美はウェブマガジン「読みたガール」の取材を受けていた。取材にきた秋沢景子は結婚の経緯ばかり聞きたがる。夫とは婚活サイトで知り合った。湾岸タワーマンション32階の彼の部屋を訪れたとき、「絶対、この人と結婚する!」と決めたのに、夫はマンションを売り、田舎に引っ込んで小説を書くと言いだした。夫が買おうとした家は、かつて殺人鬼が住んでいた家だ。離婚した朝美は「読みたガール」の「熟年パワーカップルが選択した悲惨な末路」という記事を読んで、書かれているのは秋沢景子ではないかと気づいた。

 編集者が景子の家を訪ねてみたらオバケ屋敷のようで、腐敗臭が漂っていた。

「幸せな結婚」から奈落に落ちた女を描くミステリー。 (KADOKAWA 2090円)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

  2. 2

    ドラ1候補の沖縄尚学・末吉良丞“まだ治らない左ヒジ”に日米スカウトやきもき…夏の甲子園沖縄県予選きょう23日開幕

  3. 3

    注目の集中審議で高市首相が“錯乱答弁”連発…「中傷動画」「サナエトークン」野党質問を圧殺し被害者ヅラ

  4. 4

    ドジャース指揮官は真美子夫人に言及も…2児の父となった大谷翔平に「心配のタネ」

  5. 5

    ロッキーズ菅野智之にトレード浮上! Dバックス、パドレス入りで打倒ドジャースの急先鋒になるか

  1. 6

    森保J次戦のスウェーデンを徹底予想! 相手FW陣迎える3バックは誰が? なでしこ初代監督が挙げるキーマン

  2. 7

    長尾謙杜は熱愛報道に謝罪も「問題児」扱いで“STARTO社出世レース”からドロップアウト

  3. 8

    高市内閣支持率下落の必然…衆院選の公約「消費税ゼロ」反故にする裏で進める“ゲリマンダー政治”の闇

  4. 9

    巨人橋上監督代行が見せたシビアな顔 「坂本勇人を使ったら、浦田が使えなくなっちゃう」

  5. 10

    維新の念願「都構想」は絶望的…足元見た高市首相が吉村代表に“諦めろ”と引導渡す