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吉井理人千葉ロッテマリーンズ前監督

1965年4月、和歌山県出身。箕島高から83年ドラフト2位で近鉄入団。ヤクルトを経てFAでメッツへ。ロッキーズ、エクスポズなど日米7球団で通算547試合に登板して121勝129敗62セーブ。引退後は日本ハム、ソフトバンク、ロッテのコーチ、昨年までロッテ監督を務めた。23年WBCでは投手コーチとして14年ぶりの世界一に貢献。

先発投手の調整はライブBPだけでは不十分 他球団相手に15イニングは投げる必要があると思う根拠

公開日: 更新日:

 先発投手は他球団相手の実戦で15~20イニングくらい投げなければ、仕上がらないと思う。

 ブルペンや自分のチームの打者相手のライブBPで投げるだけでは足りない。他球団のバッターを相手に、本気で抑えようと思って投げなければ心身ともに万全な状態にはならないと考えているからだ。

 公式戦で相手をやっつけようと思ってマウンドに上がると、パフォーマンス向上に役立つアドレナリンやノルアドレナリン、逆にストレスやイライラの原因となるコルチゾールなどさまざまなホルモンが分泌される。敵を相手に集中したときに体内でホルモンが出ることによって、パフォーマンスに影響が出てくる。そういったことを踏まえたうえで、納得のいく結果が得られて初めて今年もやれるという気になる。ブルペンやライブBPなどの練習でいくら投げても仕上がらないと思うのはそういうことだ。

 侍ジャパンに招集された投手たちは総じて対外試合の経験が不足している。

 中でも菅野(36=ロッキーズ)と菊池(34=エンゼルス)は実戦をほとんど積まないまま本番を迎えた。メジャーリーガーは強化試合からしか実戦を踏めないルールだから仕方ないこととはいえ、ともに米国ではライブBPだけ。2人の対外試合は2日のオリックスとの強化試合1試合だけで、菊池は7日の韓国戦、菅野は8日のオーストラリア戦に先発。菊池が3回を6安打3失点なら、菅野は4回を4安打無失点。菊池は立ち上がりに点を取られたとはいえ、二回以降は立ち直っただけに、次はもう少し調子も上向くとみている。

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