(5)災害時に見逃されがちな「目」と「皮膚」のトラブル

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 発災から72時間過ぎると生存率が急激に低下するとされています。この間の救命医療を担うのがDMAT(災害派遣医療チーム)です。

「DMATは本来、医療設備がない災害現場で3日間、自力で医療提供を行えるよう、医薬品だけでなく水、食料、電源なども装備して出動します。72時間の間に医療上可能なことは全て行い、一人でも多くの命を救うことが使命で、その後はJMAT(日本医師会災害医療チーム)や専門医に引き継ぐのが役目です」

 災害・救急医療の専門家である小倉真治・朝日大学保健医療学部救急救命学科教授はこう説明します。

 ところが、この連携が必ずしもうまくいかず、DMATに頼り過ぎて1カ月も災害現場にとどまる例もあり、専門性が十分生かし切れていない現状があるとのこと。

 さらに、患者の医療情報が得られず適切な医療が受けられないために災害関連死を招くこともあるそうです。

阪神・淡路大震災では、神戸市はその周辺地域と比べ災害関連死が多く、その理由のひとつは必要な医療が受けられる病院に被災者を送れなかったことでした。災害関連死を減らすためには、JMATや専門医とスムーズに連携できる体制整備が急務です」

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