億単位の赤字でも…吉本が「沖縄映画祭」にこだわる理由

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 これにはゴリも「3月は季節の変わり目で雨が本当に多い。天候が悪いとわかってて、ただただ7年間、3月にやり続けてきた。だから、決算できなくてありがたい。ホント、決算でモメて良かったなと思います」というしかなかった。

「沖縄国際映画祭」はかねて、笑えない額の赤字を出してきたことでも知られている。その額は億単位で、一時は映画祭の撤退も検討されてきた。それでも、大崎社長は沖縄を拠点にした新たな事業を進めるという。

「普天間の基地返還を機に、オフシーズンでも集客が見込める大きなエンタメタウンをつくろうという計画です。構想実現のために市民集会まで開くほどで、『市民には1円も出させない』とタンカを切っていたから後には引けないでしょう。この事業の地盤づくりとして映画祭は欠かせないと考えているようで、社長は1~2カ月に1回のペースで沖縄を訪れて打ち合わせをしているそうです」(関係者)

 いつかまとめて笑い飛ばせる日が来るのだろうか。

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