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井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

<106>文科省、経産省よ 絶滅の危機に瀕したニッポン文化を救え

公開日: 更新日:

 この夏休みに、子供や若者はどんな本を読んだのだろう……。甲子園出場球児には本など開く暇はなかっただろう。でも、青春期に本を読まないと一生読まなくなるから、どうしたものかな。

「1980年代」(河出書房新社)は、さらりと日本の軽薄で罪深い過去が振り返れそうだし、「天皇の玉音… 

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