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首藤由之年金・老後資金アドバイザー、特定社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー

1959年生まれ、慶応大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。「AERA」「週刊朝日」などで主に経済分野を取材執筆、朝日新書編集長、書籍編集部長などを歴任後、編集委員。現在は人生後半期のマネー関連の取材、記事執筆を行っている。著書に「これだけ差がつく! 老後のお金」(ディスカヴァー携書)、「『ねんきん定期便』活用法」(朝日新聞出版)、「『貯まる人』『殖える人』が当たり前のようにやっている16のマネー習慣」(CEメディアハウス)。

(20)残された妻の「おひとりさま」対策も忘れずに!

公開日: 更新日:
写真はイメージ

 老後マネーの戦略として前回は「長く働く」と「年金繰り下げ」の組み合わせを示したが、もうひとつ必ず考えておきたい戦略がある。「老後資金は夫婦単位で考える」ことは述べたが、妻が「おひとりさま」になった場合のマネー対策がそれである。

 現在の年金世代の主流である「片働き世帯」の妻は、若いころ「OL」として会社で働き、結婚すると「寿退社」して専業主婦となり家に入った人が多い。このため厚生年金部分が薄く、年金全体も総じて低い。

 一方、男性の寿命は80歳代前半であるのに対し、女性は80歳代後半で90歳に近づこうとしている。つまり、夫が先に死亡し、妻が1人で残される可能性がきわめて高い。 

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