大谷翔平には“ケガの功名”に? 無期限登板回避→打者専念で「3年連続50本塁打」への期待
大谷翔平(32=ドジャース)の日本時間23日のフィリーズ戦の登板が回避された。
それも登板を一度、飛ばすといったものではない。ロバーツ監督はしばらくの間、投手としては投げないことを、20日のヤンキース戦の試合前、明らかにした。
「我々は、いい状態で投げられるよう、できるだけ多くの時間を(大谷に)与えたい。(復帰の時期は)わからない。日ごとに状態を見てということではない。ある程度、時間がかかる」
大谷は球宴期間を利用して痛めている左膝を治療。関節の潤滑剤のような注射をしたものの、状態は芳しくない。登板翌日以外、キャッチボールを休まない大谷が、後半戦に入って2日間やらなかった。この日のダブルヘッダーの第1試合終了後、外野でキャッチボールをしたとはいえ、あくまでも踏み出す左膝に負担のかからない平地でのもの。傾斜のあるブルペンで投げることすらできないのだから、ロバーツ監督が言うように投手としての復帰にはかなりの時間を要するということだ。
しばらくの間は打者専念にならざるを得ないが、必ずしも悪いことばかりではないのではないか。
20日現在、大谷はリーグ5位タイの22本塁打。トップのシュワーバー(33)に11本差をつけられている。大谷が今季、打者としていまひとつなのは、例年以上に投手に力を注いでいたからだ。投打ともメジャーでトップクラスの実力の持ち主とはいえ、打って投げて両方で頂点を極めるのは至難の業。投手として15勝9敗、防御率2.33でサイ・ヤング賞投票4位に入った2022年は打者として34本塁打にとどまった。


















