萩本欽一〈29〉今明かす、視聴率100%の絶頂期にすべての番組を降板した「休養宣言」の真相
作家・増田俊也氏による連載、各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。待望の第2弾は、「視聴率100%男」として昭和のテレビ界を席巻したコメディアンの萩本欽一氏です。
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増田「前に、萩本さんは神様に手を合わせたことがないと仰った。小中学生の頃、手を合わせない代わりに、空に向かって語りかけるっていう話を聞きました。それはどれぐらいまで?」
萩本「ずっとです。自分の子供が生まれたときもそう。生まれたけど、具合がよくない。亡くなりそうですって電話で聞いたときに、ちょうど福岡で仕事してたんです。で、窓を開けて、星空に向かって語りかけました。『今までどうもありがとうございました。いま視聴率30%いってるけど、あれ交換しません? 30%なくなっていいから、うちの子供だけちょっと助けてくれない? どんでん返しでよろしく』って言ってガッて窓を閉めた、そしたら、1週間経って、子供は死なないでひょっとしたら大丈夫かもしれないって」


















