アメリカは日焼け止め後進国…成分認可で日本にも商機?
日本のドラッグストアに溢れる多種多様な日焼け止め。軽い、白浮きしにくい、メークの下にも使いやすい。日本では当たり前になっているこうした使用感が、実はアメリカではまだ十分に実現していません。
そのため、夏になるたびに不満の声が上がります。肌がきしむ、白く残る、ベタつく、服に色が移る。さらに製品の選択肢も限られてきました。しかし、これもある成分の認可で解決するかもしれません。
FDAアメリカ食品医薬品局がこのほど認可したのは、ベモトリジノールという紫外線防御成分です。日本をはじめとしたアジアやヨーロッパでは、普通に使われているこの成分が、アメリカで初めて日焼け止めに使うことが可能になりました。
ベモトリジノールはUVAとUVBの両方を防ぐ「広域防御」ができ、光に対して安定しているとされています。従来の一部成分のように太陽光で分解されにくいため、より安定した処方を作りやすい点も評価されています。
ベモトリジノールを使うと、現在のアメリカ製品に多い肌のきしみや白浮き、ベタつきを抑えたり、敏感肌用の製品も作りやすくなります。また、分子が大きいベモトリジノールは、現行の製品に比べ、体内への吸収がずっと少ないとされています。


















