顎をハンマーで叩くZ世代の男たち…米国で広がる「ルックスマキシング」の沼
男らしく逞しい筋肉質の体になりたい。彫りの深い顔、鋭い目、強靭な顎がほしい。
今アメリカZ世代男性の間では、外見の魅力を最大限に高めようとする、「ルックスマキシング」が広がっています。スキンケアやヘアケア、筋トレはもちろん、ステロイドなどの薬物や、美容整形などにお金やエネルギーを注ぎ込むのがトレンドになっています。
中には理想の輪郭を手に入れるために、ハンマーで顎の骨を叩いたり、薬物の過剰摂取で健康障害を起こしたという例も報告され、こうした過激な行動が深刻な社会問題になっています。
ルックスマキシングは元々、男性向けネットコミュニティの「マノスフィア」で広がった言葉です。そこでは、外見が恋愛、収入、社会的価値まで決めるという、極端な世界観が語られてきました。それがSNSを通じて、10代から20代の男性の間にも波及しています。
その象徴的存在が、クラヴィキュラーと名乗る20歳のインフルエンサーです。彼は、男性ホルモンのテストステロンに加え、脱毛予防のためにデュタステリドやミノキシジルも服用していると語っています。また10代の頃から自分の顎をハンマーで叩いていたとも発言しており、彼に影響される若者が絶えません。


















