お騒がせ芸能人の受け皿に 元SMAP「72時間TV」出演の意義

公開日: 更新日:

 元SMAPの3人、稲垣吾郎草彅剛香取慎吾が独立後、初めての大きな仕事となるAbemaTV「72時間ホンネテレビ」が11月2日に迫った。

 丸3日という放送時間も驚きだが、“ホンネ”で何を語るのかはファンならずとも注目するはず。テレビといいつつネット番組だから、本当のホンネの期待大。

 そこで気になるのがネットテレビなる媒体。いまや多くのネットテレビがあって、AbemaTVはそのひとつ。アニメなどの放送に加え、オリジナルなコンテンツも多数あり、最近はトークものにベッキーが出演して話題になった。従来のテレビではあり得ないキャスティングが見られる場合もありそうだ。

 今後、ネットテレビをどうとらえるか。

「地上波はタレントが不倫しただけでも、スポンサーや視聴者の声に配慮して起用しないし、ワイドショーが集中的にバッシングする。その点、ネットテレビは今はスポンサーの意向を気にしなくていい。ベッキーはそのいい例。独立3人衆もよりどころができ、浮気や芸能プロの力関係で干されたタレントの受け皿になる側面もある。たとえばベッキーがOKならゲス川谷とかASKA、松居一代ら、お騒がせ有名人で賑わう可能性もあります」(作家の松野大介氏)

 その意味で番組が成功する意義は大きい。ジャニーズ離れが加速、視聴者も芸能プロも一気にネットテレビに流れることになるかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」