著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ライバルになった元SMAP3人を「嵐」5人はどう見ているか

公開日: 更新日:

 総選挙の喧騒に押され静寂の時間が流れていた芸能界にあって、連日のように賑わせていたのがジャニーズ関連のニュース。香取慎吾を筆頭に元SMAPの3人が次々と新手の活動を発表すれば、対抗するようにジャニーズも木村拓哉の新ドラマを発表した。

 客観的に見れば事務所に残留した木村と香取らの対立のように見えてくる。ジャニーズが敷いた道を歩き続ける木村と、相棒・飯島マネジャーがつくる新たな道を歩き出した香取。それは民進党に残った人と、小池百合子率いる希望の党にくら替えした人との対立構図にも似ている。政界は希望の党の惨敗に終わったが、彼らの戦いは始まったばかり。

 対岸の火事として見ている芸能関係者は、「今後の男性アイドル界のあり方を左右するかもしれません」と、冷静に見守っている。

 昨日の友は今日の敵。ライバルになった元SMAPを見ながら順調に活動しているのが、後輩の「嵐」の5人。事務所の屋台骨を支えるグループは精力的に活動している。特に今年、目立つのが個人活動。5人ともおのおの、ドラマ・映画に主演している。「ポスト・SMAP」としての事務所の期待の表れだろう。映画は及第点との評価だが、気になるのがドラマ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」