韓流ブームで黒字化 “世界一の店舗”目指すタワレコの挑戦

公開日: 更新日:

 タワーレコード渋谷店が19日に大幅リニューアルした。注目は、“K―POPファンの聖地”と呼ばれているフロアを約2倍に拡張したこと。

 タワーレコードにK―POPフロアを改装した理由について聞いてみると、「熱いファンの要望に応えてフロア面積を2倍にしました。BTSの原爆Tシャツ問題などがありましたが、K―POPの人気は根強く、ファンの数はむしろ増えています。リニューアル後は来客数が増え、お客さまからの評判は上々です」(広報室担当者)とのこと。

 K―POPフロアは4階から5階に移動。販売スペースはフロア面積の半分以上で、残りはイベントスペースに割かれていた。渋谷店限定商品もあり、リニューアル当日に本紙記者が取材に訪れると、物販コーナーではBTSやTWICEを中心に盛況。K―POP人気を改めて感じた。官報によると、タワレコの2017年の経常利益は26億円の赤字。ところが、2018年には10億円の黒字に転換した。

韓流の売り上げが全てではありませんが、大きな柱のひとつです。この先も韓流ブームが続くと思いリニューアルしました」(前出の担当者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然