米倉涼子「シカゴ」で夏不在でも "視聴率女王"安泰のワケ

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 今の日本のドラマ界は米倉の後釜を狙うべき30~40代前半の演技派女優が不在という深刻事態なのである。

米倉涼子のハマリ役といえば医者や弁護士です。テレビ局のキャスティング段階では広末涼子(38)、深田恭子(36)の名前が挙がりますが、どちらもバリキャリ系のタイプではありません。演技派といえば篠原涼子(45)もいますが、小学校の男児の子育てに忙殺されています。そこで今、プロデューサーの間で圧倒的に人気なのは戸田恵梨香です。ただ、まだ30歳で米倉の後釜に座るにはやや若過ぎるし、今年後半からNHKの朝ドラ『スカーレット』のヒロインとして半年近く拘束されてしまうため、キャスティングは難しい状況です」(別のテレビ関係者)

 米倉の3回目のブロードウェーに集中できるのはこうした事情がある。ライバル不在の“視聴率女王”米倉の高笑いが聞こえてきそうだ。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

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