米倉涼子「シカゴ」で夏不在でも "視聴率女王"安泰のワケ

公開日: 更新日:

 2月3日に放送された米倉涼子(43)主演の特別ドラマ「疑惑」(テレビ朝日系)をめぐり、ちょっとした“論争”が起きている。11.2%だった視聴率について、「“米倉神話”にもかげりが見え始めた」と解釈するテレビ関係者もいれば、「脇のキャスティングが甘かっただけ」と意に介さない人もいる。どちらが正しい見方なのか?

 米倉が“視聴率女王”と祭り上げられるようになってから、かれこれ6年半が経過する。最初のヒットは2012年10月からオンエアされた「ドクターX~外科医・大門未知子~」。現在までに第5シーズンまで放送された。

 その“女王”が確実にテレビに出ない時期が来る。12年、17年に続き米倉は今夏も人気ミュージカル「シカゴ」に3度目の出演を果たす。7月1日から米ブロードウェー公演に臨み、8月1日からは米国人の役者たちを引き連れて日本で凱旋公演も行う予定だ。

 本来なら、米倉が日本を留守にする間は、“ポスト米倉”を狙う他の女優たちにとって絶好のチャンスのはず。ところが、民放キー局員や事務所関係者から聞こえてくるのはため息ばかり。数字を稼げそうな脚本や企画はあるのに、これを演じる“米倉級”の女優が不在なのだという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手