2192年の火星を舞台にしたSF小説「マーズ・エンジン」熊谷達也著
「マーズ・エンジン」熊谷達也著
火星に向かう貨物船の中でマカベ・レンジが人工冬眠から目覚めると、入植管理官が、入植者が雇用契約した小惑星資源の採掘会社が倒産したと告げた。レンジは地球への帰還でなく、火星への入植を選ぶ。
火星に行こうと思ったきっかけは、パブリックスクールの同級生、アユム・ベネットだった。火星生まれだというアユムは、ある日、公安警察に連れていかれ、連絡がつかなくなった。だが、4年前、レンジはアユムが火星の食糧生産などを行う会社のCEOになったことを知り、採掘作業員に応募したのだ。
レンジが火星で冷たい春を迎えた頃、火星最大の火山、オリンポス山が噴火する。2192年の火星を舞台にしたSF小説。 (光文社 2420円)


















