ロカビリー界の新ヒロイン 青野美沙稀が“再ブーム”を牽引

公開日: 更新日:

「生まれた時から音楽に囲まれて育ちました。ずっと歌手になりたくてなりたくて……。夢がかなった今、もっともっと上を目指します!」

 クールな表情の内側に、熱いハートをたぎらせるのはロカビリーバンド「The Biscats」のボーカル、青野美沙稀。1950年代に誕生し、中高年世代には懐かしい音楽「ロカビリー」が再びブームになっている。牽引するのは新時代のスター、青野だ。

 父は80年代にロカビリーブームを巻き起こした伝説のバンド「BLACK CATS」のドラム・久米浩司。モデル活動などを経てロカビリー音楽に目覚めた“サラブレッド”が、ライブハウスではリーゼント軍団だけでなく、女性や子供など幅広い世代から歓声を浴びている。

「10代のころからモデルをしていましたが、父からはやりたいことをやりなさいと。会社に就職しなさいとかは言われませんでした(笑い)。J―POPとかいろんな音楽に挑戦しましたが、一番自分にしっくりきたのがロカビリーでした」

 ステージでは馴染み深いサウンドを“ハイブリッドロカビリー”としてアレンジ。レベッカの「フレンズ」や布袋寅泰の「バンビーナ」などの名曲もロカビリー調にカバーしている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です