寅さん新作で24年ぶり復帰…後藤久美子の“リアル価値”は?

公開日: 更新日:

 とはいえ、ゴクミの底力をあなどってはいけない。「徹子の部屋」に出演した後藤は円熟味を増していたが、いかにもセレブ妻らしい美魔女に変身していた。

 芸能評論家の佐々木博之氏がこう言う。

「資産家やセレブの恋人や妻になった日本の過去の女優やタレントを振り返ると、不釣り合いだったり、ガツガツとして貪欲なイメージがありました。でも『徹子の部屋』に出演した後藤さんを見ると自然体で“嫁姑問題”も楽しそうに語っていました。いい意味で落ち着いた雰囲気だし、ゆとりのある幸せな人生を送ってきたのだろうなとうかがわせました。番組終了直前に徹子さんに『これからなされたいことはあります?』と突然振られ、『ありません』ときっぱり答えたのも印象的でした。毎日を精いっぱい生きているので、思い残していることが本当にないのかもしれませんね。好感度は相変わらず高く、同世代の女性にも好まれると思いました。恐らくまたCMのオファーが舞い込むことでしょう。その際の出演料は、所属事務所の後輩の人気女優よりも上になるはず。少なく見積もっても1本5000万円以上になるのでは」

 かつてのライバルで“同志”といえば同学年で「キットカット」のCMで共演した宮沢りえ(46)だが、宮沢も「北の国から」(フジテレビ系)で吉岡秀隆と共演している。ゴクミが日本に戻ってくれば、パッとしない芸能界もにぎやかになるかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    「高市早苗首相」誕生睨み復権狙い…旧安倍派幹部“オレがオレが”の露出増で主導権争いの醜悪

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  1. 6

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  2. 7

    パナソニックHDが1万人削減へ…営業利益18%増4265億円の黒字でもリストラ急ぐ理由

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が3年連続本塁打王と引き換えに更新しそうな「自己ワースト記録」

  4. 9

    デマと誹謗中傷で混乱続く兵庫県政…記者が斎藤元彦県知事に「職員、県議が萎縮」と異例の訴え

  5. 10

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず