川口春奈出演でも大モメ「紅白歌合戦」が抱える3つの爆弾

公開日: 更新日:

 大みそかの本番まであとわずか。今年で70回目を数える「NHK紅白歌合戦」のスタッフらは眠れない日々を過ごしている。

 いまだに定まっていないのが紅白の恒例コンテンツとなっている大河ドラマのPR展開。平均視聴率歴代ワーストを記録した「いだてん」の悪影響は計り知れず、大河ドラマの存亡をかけて日本国民に来年の「麒麟がくる」の周知徹底を図らなければならないのだが、いまだにキャスティング調整を含め、モメている案件が川口春奈(24)の扱いだという。

沢尻エリカが大麻取締法違反容疑で起訴されて、代役を受けてくれた川口は全スケジュールを『麒麟――』のために空けている。当初は主演の長谷川博己と共に紅白の審査員として出演させる案が出ていた。もうひとつは紅組の特別応援団としての起用案だった。ところが、最近になって一部の局幹部から『川口の起用は沢尻スキャンダルを想起させてしまうので、安易なキャスティングは慎むべきだ』という意見が出てしまい、出演はいまだにペンディングになっているんです」(テレビ関係者)

 一方、今年前期の連続テレビ小説「なつぞら」に出演した広瀬すず(21)は審査員に収まり、草刈正雄(67)や吉沢亮(25)らの出演が取り沙汰されるなか、問題となっているのがドラマの主題歌「優しいあの子」を担当したスピッツの出演だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因