唐田えりか「パラサイト」ポン・ジュノ監督作で女優復帰か

公開日: 更新日:

 アカデミー賞で外国語映画として史上初めての作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」。監督賞も獲得したポン・ジュノ監督(50)と主演のソン・ガンホ(53)が2月23日、来日。世界の名監督の仲間入りを果たしたポン監督の元には、早くも欧米の映画会社を中心に複数のオファーが殺到しているといわれている。

 日本もその例外ではなく、24日に都内の映画館で行われた同映画の舞台挨拶には、ポン監督らとともに「新しい地図」の草彅剛(45)が登壇。草彅は得意の韓国語で賛辞を贈った。

「映画会社としては韓国語が話せて韓国にも造詣が深い草彅をキャスティングしたいのでしょう。草彅の所属事務所としてもポン監督との接触を前向きに受け止めているようです。楽屋で『もしポン監督が日本人の役者を使って映画を撮るような機会があれば、ぜひとも草彅に声を掛けて下さい!』とマネジャーが売り込みをかけていたところが目撃されています」(映画関係者)

 ポン監督の作品に草彅が出演することはあり得るのか。

「ポン監督は既に次回作の製作に入っていると聞いています。日本人の役者がキャスティングされるとしたら、その作品が終わってからということになるでしょう。ただ実際に日本人の役者をキャスティングするとしたら、ポン監督のブレーンの存在が重要になってきます」(前出の映画関係者)

 そのブレーンのひとりといわれるのが、映画「万引き家族」でカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督だ。もし、ポン監督が日本人の役者をキャスティングしようとすれば、必ず是枝監督の助言を受けるだろうと関係者は口を揃える。

綾瀬はるか広瀬すずの名前も

「作品にもよりますが、人間の“陰の部分”を好んで描くポン監督の性格を考慮すれば、是枝作品の『海街diary』で好演が光った綾瀬はるかや広瀬すずの名前が浮上してくると思います。『是枝作品は一本も欠かさずに見ている』と公言するポン監督の反応が注目されます」(前出の映画関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン