大学で学問より落語の稽古に熱中…師匠選びのポイントは?

公開日: 更新日:

「ラジオ番組の制作に携わりたかったんです。ラジオ局に入るか、放送作家になってね。ところが、落研に入っちゃった。当時落語は、学生にまるで人気がなくて、部員が少なかった。3年の時に部長になったんですが、同学年は僕1人、2年生が1人で1年生が2人、4人しかいなかったんですから。吹きだまりみたいなもんですよ」

 学問より落語の稽古に熱中する生活だったというが、就職する気はなかったのか?

「当時の日芸の卒業生で、まともに就職するやつは少なかったし、最悪の就職氷河期といわれた年でした。それで落語家になろうと決心したわけです」

■師匠選びの重要ポイント

 寄席通いするうち、目に留まったのは春風亭一朝だった。古典落語は本寸法、歌舞伎に造詣が深く、笛の名手で、歌舞伎座の囃子方として吹く技術を持つ。

「言葉遣い、声音、しぐさ、全てにおいて奇麗なんです。それに、優しそうだった。これは師匠選びの大事なポイントで、結果的に正解でしたね。見た目は優しげだけど、実は厳しいという師匠もいますが、うちの師匠は想像以上に優しかった。それもベタベタした優しさでなく、さっぱりしてる。芸風と同じです」(つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  2. 2

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  3. 3

    サンド伊達レギュラー14本…40~50代の芸人に仕事集中、「リスク分散」しなかった各局のダメージ度

  4. 4

    「24時間テレビ」出演者ギャラ、視聴率目当ての偽善、CM荒稼ぎ…毎年非難ゴウゴウの“内実”に迫る

  5. 5

    「24時間マラソン」満身創痍の星野真里が完走も…募金額46%減&ゴール直前の乱入騒動に非難の嵐

  1. 6

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  2. 7

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 8

    山本美月は九州の女子校で偏差値トップ「筑紫女学園」から明大農学部へ 祖父も生物教師の“リケジョ”

  4. 9

    京本大我も父・政樹もスカウトしていたジャニー喜多川社長 成城小学校に通う頃の写真を見かけて即電話

  5. 10

    歌唱力が衰えない高田みづえに早くも復活コンサートを望む声

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  2. 2

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  3. 3

    巨人“37歳大物トリオ”の来季はどうなる?「田中将大は楽天に帰すのでは」の見立てまで

  4. 4

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  5. 5

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  1. 6

    大関復帰の安青錦、ケガ完治せずも休まぬワケ 「横綱」年内昇進までノンストップで駆け上がる?

  2. 7

    巨人・阿部前監督「9月復帰」情報の真偽…読売グループ内には同情論も、懸案は…?

  3. 8

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  4. 9

    大谷翔平「古巣エンゼルス復帰」の仰天情報! エ軍球団売却とド軍オーナー不祥事が招く急展開

  5. 10

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」