著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

山本美月は九州の女子校で偏差値トップ「筑紫女学園」から明大農学部へ 祖父も生物教師の“リケジョ”

公開日: 更新日:

 “リケジョ”ナンバーワン女優といえばこの人。「芸能界に入っていなければ、今も大学の研究室で試験管をながめていたに違いない」(制作会社プロデューサー)といわれる山本美月(35)である。「理詰めで演技するタイプ。思考回路が完全に理系脳」だという。

 長崎県大村市で生まれ育ち、小学校4年生の時に父の転勤で福岡市に引っ越した。両親は教育熱心で、娘を早い時期から公文に通わせていた。地元の公立小学校での成績は上位。公文では2年上のカリキュラムを受けるようになっていた。

 5年生の夏休みになると、進学塾に通うようになる。中学受験をしようと決めたからだ。親から勧められたわけではないという。受験準備を始める時期としては遅かった。公文では2年進んでいたのに、塾の生徒たちはさらに先を行っていた。のちのリケジョもこの頃は算数はあまり得意ではなかった。中学入試でよく出題される「ウサギとカメ」の旅人算などが出てくるとチンプンカンプンだったが、生来の負けず嫌い。必死に食らいつき、カメはまもなくウサギに追いついた。

 私立中高一貫校の筑紫女学園に合格。「九州の女子校で偏差値トップ。国公立大、早慶上理、関関同立などへの進学実績も非常に高い」(福岡県の予備校スタッフ)という名門だ。高校に上がる頃から山本はリケジョの片鱗を見せ始める。特に得意だったのが生物。定期試験ではいつも満点だった。

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