年間16万人「だざいふ遊園地」が純利益7102万円を稼ぐワケ 地方遊園地の閉園相次ぐ中、なぜ生き残れた?
巨大テーマパークが人気を集める一方、地方では遊園地の閉園が相次いできた。福岡市の「かしいかえん シルバニアガーデン」は、レジャー需要の多様化や少子化、施設の老朽化、コロナ禍による利用者減少などを背景に2021年末に閉園。東京都の「としまえん」も2020年、94年の歴史に幕を下ろした。そんな中、福岡県太宰府市の「だざいふ遊園地」は70年近く営業を続けている。年間入園者は約16万人。なぜ、この小さな遊園地は生き残ってきたのか。
だざいふ遊園地の前身は、1952(昭和27)年に整備された「子供天国」。1957(昭和32)年から現在につながる遊園地事業が始まった。太宰府天満宮の境内に位置し、同宮から土地を借りて営業している点で、広大な土地と大型設備を抱える一般的な郊外型遊園地とは条件が異なる。運営会社には太宰府天満宮と西日本鉄道が出資している。
「過去の資料を調べると、太宰府天満宮との借地契約に『地域の児童の心身の健全化と地域のレクリエーション施設』という趣旨が記されていました。もともと地域の子供たちのためにつくられた場所なんです」


















