「コーヒー」でクスリを飲んではいけないのはなぜか?
朝の一杯のコーヒー、食後の緑茶、眠気覚ましのエナジードリンクなど、「カフェイン」は私たちの暮らしにすっかり溶け込んでいます。ほどよい量であれば気分をしゃきっとさせてくれる成分ですが、多すぎるとめまい、心拍数の増加、不安、ふるえ、不眠、吐き気などの症状が起こるリスクがあります。
クスリを使っている方、とくに高齢者は油断してはいけません。カフェインもさまざまな作用を有しているので、摂取する量やタイミングによっては他のクスリの効果などに影響することがあるからです。
大前提として、クスリは水か白湯で服用するのが基本です。コーヒーやお茶でクスリを服用すると、クスリの成分の吸収や分解に影響してしまう場合があります。例えば、ぜんそくなどで使われるテオフィリンという成分は、形がカフェインと似ているため、性質も似ています。テオフィリンを服用している方がコーヒーなどでカフェインを摂取すると、動悸、手のふるえ、吐き気、不眠などの症状が出やすくなることがあります。また、一部の総合感冒薬などには眠気を抑える成分や交感神経を刺激する成分が入っており、そういったクスリの服用中にカフェインを摂取すると、動悸や血圧上昇が起こる場合があります。


















