伝統的な日本食の秘密…味噌汁とごはんで体内時計を整える
「朝日を浴びなさい」「朝はしっかり食べなさい」──昔から言われてきた生活の知恵です。
なんとなく体によさそうな話ですが、じつはこの2つがそろうと、体内時計のリセットという意味で効果的に働くことが研究でわかってきました。
体内時計には、脳の中枢時計と、肝臓や膵臓などの末梢時計の2種類があります。
中枢時計を整えるのが「朝の光」、末梢時計を整えるのが「朝の食事」です。
両方の合図がそろうと全身の時計が同じ時刻を指してくれるので、しっかりと活動できる体づくりができるのです。
日本では朝食の定番に「味噌汁」があります。これには2つの意味があります。
ひとつは、味噌汁とごはん(あるいは魚や卵)という伝統的な日本の朝食が、体内時計をリセットしやすい糖質とタンパク質をバランスよく含んでいることです。動物実験では、糖質単独でもタンパク質単独でもなく、両方を組み合わせた食事が肝臓の時計遺伝子を最も強く動かすことが報告されています。


















