ベッセント米財務長官ブチ切れに大はしゃぎ NYT報道「一部の経済顧問は高橋洋一氏」説の勘違い
“世界のタカハシ”爆誕か。元財務官僚で高市首相の経済ブレーン、嘉悦大教授の高橋洋一氏がネット上で「時の人」となっている。きっかけは、1日の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)電子版の記事だ。ベッセント米財務長官が5月の訪日時に片山財務相と夕食を共にした際、高市政権の経済政策に不満をぶちまけたと報道。時事通信はこう訳して配信した。
〈ベセント氏は、高市早苗首相の一部の経済顧問がなぜ円安の利点を説いているのかと問い詰めた〉
高市首相に円安メリットを吹き込み、ベッセント氏を怒らせた「一部の経済顧問」とは──? SNS上は“犯人”捜しに躍起となり、“第一容疑者”に浮上したのが高橋氏だ。本人も即座に「俺でしょ?」と言わんばかりに反応した。自身のXに〈高橋洋一が政治・トレンド入りしているので〉記事を確認した旨を投稿し、〈まず、こちら一素浪人で経済顧問ではない〉と訂正した上で改めて円安メリットを強調。これが、60万インプレッション(表示回数)超えの猛拡散となった。
一介の「素浪人」の助言が、超大国アメリカに敵視されるほど困らせたなら、ある意味、世界に名をはせるような痛快な話。本人もすっかりその気のようだが、いささか自意識が強すぎないか。高市首相周辺の「顧問」格には高橋氏同様、“円安ホクホク”のリフレ派が他にもいる。高市首相が経済財政諮問会議の民間議員に任命した前日銀副総裁の若田部昌澄氏や、エコノミストの永濱利広氏らも候補に挙がるだろう。


















