リアリティー番組で再び悲劇…濱崎麻莉亜さん死去の背景は

公開日: 更新日:

「リアリティーショーは“本物”を悪用しているといえます。この番組は『急に出て行ってもいい』『リタイアもありです』とただし書きをすることで、“だから本当なんです”と視聴者が盲目的に信じてしまう構造になっている。しかし、動物ドキュメンタリーのように長期間定点カメラで撮るはずはなく、週に何回か時間を決めて撮影しているはず。そもそもカメラに撮られていて普通にふるまうことはありえませんから“リアル”ではない。むしろ“ショー”であることをにおわせるべき。『テラスハウス』の出演に端を発したネットリンチや今回の件も含め、メディアに対する警鐘ととらえ、喫緊の課題として取り組むとともに、継続的に検証していくべきです」

 リアリティーショーという“大きな闇”はさらなる毒出しが必要だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝