木村花さん死去の悲劇…視聴者はフィクションへの認識欠如

公開日: 更新日:

(原田曜平/マーケティングアナリスト)

「テラスハウス」はいまの高校生、大学生にとっては中高年世代の“月9ドラマ”のような存在ですが、一番の違いは登場人物が俳優ではなく、あくまで一般人であるということ。もちろん、カメラに撮られてテレビで流れている時点で本当の意味でリアルではないし、そもそも「インフルエンサーになりたい」と思う人が応募していて、純粋な一般人とは程遠い。“リアル”ではなく、あくまで“リアリティーショー”というフィクションなのです。

 ところが、制作側も過激な部分を切り取りがちで、かつ登場人物とSNS上でやり取りできるなど視聴者との距離が近い分、感情移入が進みやすく“共犯関係”に陥りやすい。木村花さんは当初、ピュアで愛嬌のあるキャラで人気が出ましたが、恋愛感情を抱いていた男の子が彼女のプロレス用のコスチュームを誤って洗濯して色落ちし縮んでしまったことに憤慨して感情を爆発させてしまった。この一件がきっかけでSNSでの中傷が加速してしまったのです。

 ネットで叩かれることも有名税と割り切っている出演者もいますが、免疫がなかった花さんがその犠牲になってしまった悲劇といえます。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅう電撃引退も三浦璃来だけ競技継続の「ウルトラC」…ごく身近にも“前例”あり

  2. 2

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 3

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  4. 4

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  5. 5

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  1. 6

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  2. 7

    松重豊がついに引退を示唆し2代目探しに言及…「孤独のグルメ」井之頭五郎を継ぐ有力候補者の実名続々!

  3. 8

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  4. 9

    FIELD OF VIEWボーカル浅岡雄也さん 2002年の解散時は重圧で「うつ状態に」…6年前に再始動

  5. 10

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた