フワちゃんが直面する2年目のジンクス 賞味期限は“3カ月”

公開日: 更新日:

 年の瀬の風物詩、「2020年ユーキャン新語・流行語大賞」が発表された。年間大賞は「3密」、トップ10には、「Go Toキャンペーン」「アベノマスク」「オンライン○○」「アマビエ」など、新型コロナ関連の用語が多数並んだ。そんな中、エンタメ関連では、「鬼滅の刃」「愛の不時着」に並び「フワちゃん」が選出された。

「ユーチューバー芸人」として、自撮り棒片手に独特のファッションに身を包み、緊急事態宣言下、リモート収録を余儀なくされていたテレビ界を席巻。年長者相手にタメ語も辞さず、ダミ声で傍若無人な本音トークを爆発させた。

 上半期だけでも100番組以上出演しているとみられ、自身のユーチューブ番組のチャンネル登録者数は70万人を超える。まさに大ブレークしたフワちゃんだが、流行語大賞受賞に関しては、ある説が囁かれる。週刊誌芸能記者が話す。

「流行語大賞にその芸人のギャグが選出されると、いわゆる“一発屋”となってしまい、翌年にはその芸人は消えるというジンクスがあります」

 確かに、2000年以降のトップ10を見てみると、「なんでだろ~」(03年)、「って言うじゃない……/○○斬り!/残念!!」(04年)、「フォーー!」(05年)、「そんなの関係ねぇ」(07年)、「グ~!」(08年)、「ラブ注入」(11年)、「ワイルドだろぉ」(12年)、「ダメよ~ダメダメ」(14年)、「安心してください、はいてますよ」(15年)、「PPAP」(16年)、「35億」(17年)など、今となっては懐かしいギャグがズラリと並ぶ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手