流行語候補なぜ落選した? 夜の街、コネクト不倫、100ワニ
「2020ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が5日、公表された。
今年は「おうち時間」や「新しい生活様式」、「3密(三つの密)」、「PCR検査」、「クラスター」など新型コロナ絡みの言葉が多かったほか、社会現象となった人気漫画「鬼滅の刃」、12月にメジャーデビューを果たす9人組ガールズグループ「NiziU(ニジュ―)」などがランクインした。
トップテンと年間大賞は12月1日に発表されるが、毎年、話題となるのが「なぜ、この言葉が候補に?」という疑問だ。
例えば今回も、ネット上では、ノミネートされた「BLM」(BlackLivesMatter運動)に対し、「舞台は米国警察の黒人に対する残虐行為に対する運動なのになぜ?」といった書き込みや、「『フワちゃん』は流行語ではなくてブレーク芸人の方が正しい」、「『総合的・俯瞰的』よりも『学術会議』の方がしっくりくるのではないか」――など賛否両論が目立った。
なるほど、確かに新型コロナ絡みで言えば、多くの乗客の感染が判明したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」、東京都の小池知事が会見で繰り返した「夜の街」、「東京アラート」、「ロックダウン」が候補になっても不思議じゃなかった。