著者のコラム一覧
立岩陽一郎ジャーナリスト

NPOメディア「InFact」編集長、大阪芸大短期大学部教授。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て現職。日刊ゲンダイ本紙コラムを書籍化した「ファクトチェック・ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実」はじめ、「コロナの時代を生きるためのファクトチェック」「トランプ王国の素顔」「ファクトチェックとは何か」(共著)「NHK 日本的メディアの内幕」など著書多数。毎日放送「よんチャンTV」に出演中。

菅総理は判断不可能?田原総一朗氏が語った衝撃エピソード

公開日: 更新日:

 2020年代が本格的に始まった。妙な言い方だが、私は2021年をそう考えている。それは100年前の1920年代が、壊滅的な戦争に向けて日本が突き進んだ10年だったことを思うからだ。日本が再びそうした苦難の時代に向けて突き進むのか、それとも過去と異なる平和に向かうのか、それが問われる重要な時代の始まりだ。

 その出だしが年頭総理会見だった。緊急事態宣言を出すことを諮問委員会に諮るとのことだが、報道は更にその先を行っていて、発令要請のあった東京都と隣接3県に緊急事態宣言が発令されるという。総理会見が会見の意味をなしていない。これでは国のリーダーのメッセージは私たちに届かない。菅総理は何を考えているのか? その疑問と不安は年末から変わらない。熟慮しているなら熟慮しているというメッセージが、経済を止めたくないなら、それなりのメッセージがある。私たちが求めているのは菅総理の考えとその根拠だ。それらが示されず、ある日突然、「専門家がこう言っていますから」と決断が下る。

■聞き心地の良い言葉しか入らないのか?

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