前田敦子とキンタロー。が初共演「モノマネ芸」の意外な掟

公開日: 更新日:

 元AKB48で女優の前田敦子(29)が、3月30日に放送された「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)で、自身のモノマネで知られるお笑い芸人キンタロー。(39)と初対面を果たした。

 前田は2012年にAKB48を卒業。その直後にキンタロー。はブレーク。持ちネタは、「私のことが嫌いでもAKB48のことは嫌いにならないでくださいッ!」と「第3回AKB48選抜総選挙」(2011年)で前田が発したスピーチのモノマネとキレキレに踊る「フライングゲット」だった。

 それ以降、他のメンバーとの共演はあっても、前田本人との共演は一度もなく、会ったこともなかったと言い、業界では、“共演NG”とされてきた。さるバラエティー関係者はこう話す。

「キンタロー。がブレークした頃の前田は20歳くらい。まだまだトガっていて、一部では扱いにくいと言われていました。それで周囲は腫れ物にさわるようにキンタロー。の話題には触れられませんでした。それに尾ひれが付いて“前田が激怒している説”“共演NG説”へ発展していったんです」

 番組では、キンタロー。はサプライズとして登場し、仕掛け人である前田が「聞いてないですよ!」とブチ切れて収録が中断するというドッキリを敢行。

 前田が段取り通り怒ってスタジオから退出すると、キンタロー。以外の出演者は凍りつく演技。その後、「ドッキリ大成功!!」の看板を手にした前田が笑顔で現れると、「もう終わったかと思いました~ 怖かった~」とキンタロー。は泣き崩れた。

相手に許可を取る慣習

 その後、共演NGについて聞かれた前田は、「そんなこと言ったことは一回もないです」と否定。「卒業してバラエティーに出ることが少なかったので、私の代わりに出てくれてありがたいと周りには言ってました」と語った。キンタロー。は無事に「本人公認」を勝ち取り、最後は、2人並んで「フライングゲット」を踊って大団円となった。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。

コロッケさんや関根勤さんなど、モノマネ芸人は必ず本人に許可を取る慣習があるそうですが、それもケース・バイ・ケースでしょう。彼らのような大御所はそうかもしれませんが、ライブやネタ番組でモノマネを披露しているような無名の芸人が、ミュージシャンや俳優にいちいち許可取りや挨拶に行っているとは思えない。まず会ってもらえないでしょう。キンタロー。さんも急激なブレークだったため、そうした機会がないまま来てしまったということでしょうか」

 ちなみに今では定番となった“本人とご対面企画”だが、これを初めてやったのは、コロッケと岩崎宏美だと、かつて番組でコロッケが語っていた。

「それもケース・バイ・ケースでしょうね。モノマネをする側、される側の人間関係によるとしか言えませんね。コロッケにモノマネされたことで再ブレークした美川憲一さんのケースなど、モノマネされることを喜ぶ人もいれば、絶対に許せずに、ご対面や共演などありえないという人もいる」(遠田氏)

「キター!」は事実上の封印

 確かに俳優の織田裕二(53)は山本高広(46)が行う「キター!」のモノマネに対し、2008年に行われたイベントで「僕は笑えない」と発言。その後、織田の所属事務所が民放各局に「モノマネを企画される際には、本人のイメージを尊重していただくようなルール作りをお願いしたい」と通達したことで、山本は事実上、織田のネタを封印せざるを得なくなった。

 ことし1月には太田プロを退社、夫の勝地涼(34)とは離婚協議中と伝えられるあっちゃん。シングルマザーのフリーの女優として頑張り時の今、度量の大きさを見せられたことはよかったか。 
 

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中村メイコさん「大切なものから処分するとその先の断捨離が進む」

  2. 2

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  3. 3

    山川穂高が「4.5億円の置物」に…ソフトバンクが頭を痛める“引き取り手”の付かない厳しい現実

  4. 4

    菊池風磨はCM本数が事務所トップでも深刻なファン離れ…原因は先輩さえもイジる悪癖か?

  5. 5

    「恫喝暴行&中絶強要」報道のソフトバンク村上泰斗(19) 素質だけなら山本由伸クラスだったのに…

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    “女性芸能人”を斡旋? また炎上中…timelesz篠塚大輝の繰り返す失言と秀才キャラの崩壊がもたらす影響

  3. 8

    阪神・梅野隆太郎に「衰えを強いる」藤川監督の起用法…生え抜き正捕手から不遇際立つ

  4. 9

    水前寺清子(3)「今でも、小国では寝ながら歌った話が語り継がれているそうです」

  5. 10

    原菜乃華がWEST.重岡大毅"デキ婚"発表で「深刻なもらい事故」…ヒロイン競争は“ライバル”出口夏希が王手