吉田類が語る「酒と愛猫ララとの日々」コロナで家飲み派に

公開日: 更新日:

 コロナ禍により自宅でペットと過ごす時間が増えた方も多いだろう。先が読めない不安も、いつもと変わらぬ様子でくつろぐ猫の前では静まり、多くの人が心癒やされているようだ。「酒場放浪記」などで知られる酒場詩人の吉田類さんもまた、3歳になるノルウェージャンフォレストキャットの“ララ”を相手に家飲みを楽しんでいるという。

 ◇  ◇  ◇

「お手数だけど掲載する写真は確認させてもらえる? いやぁ、僕のは別にいいんだけど、ララがちゃんと可愛く写っているか気になるので」

 酒場では酒飲みたちと絶妙な距離感で接する類さんも、愛猫ララにはベタベタの溺愛だと拝察した。ステイホーム期間ずっと一人と一匹で過ごしたという東京都下・八王子のアトリエで、類さんは愛猫の写真写りとご機嫌を気にする。

「ベランダに面した角のキャットタワーが、野鳥を間近で監視できるララの特等席なんです。そこまで一気に駆け上っていくのを見たら、必ず拍手してあげてくださいね」

 類さんを筆頭に、その場の全員でララを褒め称える。「ララちゃんすごいね、エライね!」。何をおいてでもララへの賛辞は不可欠だ。

「そうしないとララの機嫌が悪くなっちゃうからね。ああしてしっぽを振るのは、得意げなときなんです」

 猫バカぶりを発揮する、酒場詩人の姿も愛らしい。

「緊急事態宣言中は酒場に行けなかったので、僕も初めて“お取り寄せ”を覚えました。故郷・高知のウルメイワシなど、各地から送ってもらったつまみを肴に、家飲み。独酌でもララがいますからね」

 酒場や酒蔵、スタッフとのリモート飲み会の傍らにもララ。こんなにも家飲みの機会をもったのは生まれて初めてだ。

「それまでは極端にいえばすべて外食でした。ララの前に17年も一緒に暮らした猫の“からし”とは、酒場へも一緒に行きましたしね」

 類さんはバッグの中にからしを入れ、酒場の椅子の足もとに置いて飲んだという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”