小林豊さん「笑っていいとも!」“ブッチャー”で親しまれた元名物ディレクターは今

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 社長就任時、すでに前妻は闘病中だったため都内から単身赴任。3カ月後、悲しい別れがあり、「つらさから逃れるため一時、自暴自棄になった」という。

「社長退任が決まり、『さあ、これから何を楽しみに生きていこうかな』と考えた時、物音ひとつしない自宅でひとりで過ごすむなしさや、将来への不安を実感するようになったんです。で、以前からの知人のひとりだった彼女と交際する機会に恵まれ、結婚に踏み切りました」

 熟年離婚は珍しくもないが、死別後に熟年結婚とは何とも羨ましい。

 平日は静岡市内のマンション、週末は神奈川県内のセカンドハウスで暮らし、奥さまは仕事に応じてリモートと通勤を使い分けているのだそうだ。

「『後片付けができてない』とか、怒られてばっかですよ(笑い)。でも自宅で待ってる人がいる、逆に僕が待ってる、というのはいいモノで、周囲からは『若返った』って冷やかされることもありますね。アハハハハ」

■アルバイトから始まったテレビマン人生

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