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吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<72>野崎幸助さんは午後6時半には死んでいた? 早貴被告は遺体に一度も触れず

公開日: 更新日:

 そのうち早貴被告が起きてリビングに顔を出した。すっぴんで寝間着代わりの緑色のワンピースをまとっていた。

「大変だったなあ」

 早貴被告がこっくりとうなずいた。彼女も入れて再び昨晩のことを繰り返し聞いたが、引っかかったことがあった。彼女は亡くなった社長の体に一度も触っていなかったことが分かったからだ。「社長、社長」と抱きかかえるようにして体を揺すったのも心臓マッサージをしたのも大下さんで、早貴被告は電話で救急隊員のアドバイスを伝えていただけだった。(つづく)

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