著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<68>早貴被告のAV出演歴はなぜ分かった…写真でしか見たことない女性をどう発見?

公開日: 更新日:

 東京に戻った翌日の昼、野崎幸助さんの自宅の裏庭でイブの埋葬が行われた。イブは白い布に包まれて、1メートルほどもある深い穴に埋められた。

あのね、6月11日にイブの告別式を白浜のホテル川久で開くことにしたんです。盛大にしたいので東京のテレビ局とかに取材に来て欲しいんですよ。交通費や宿泊費は全部こちらが持ちますから」

 ドン・ファンからこのような電話が頻繁に来るようになった。しかし、ワイドショーにも都合があるから「お願いします」とオファーをしても「分かりました」とはならないのは常識であろう。突発事故や事件とは異なり、このような企画は会議を通さないとGOサインが出ないので時間がかかる。

 私は子供をあやすように毎日の電話でドン・ファンに説明していたのだが、「宿泊を予約したいので早く人数を教えてください。交通費も振り込みますから」と言って聞かない。

 その頃、マコやんからの電話で、早貴被告がAVに出演していたのではないかという情報が入った。若い従業員の知人がAVに出ている彼女の画像を見つけた――そんな説明だったが、私はウソだと今でも思っている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方