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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

「ドクターX」に迫る終焉危機 “DNAの違う脚本家”参入で苦境ぶりが浮彫りに

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 初回こそ20%に迫る視聴率を記録して、他を圧倒する“さすが大門……”を見せたが、以降は4~5%のダウン、第4話ではついに日曜劇場『日本沈没』(TBS系)に後塵を拝する結果となった。無敵を誇った『ドクターX』にとって、小栗旬(38)主演の日曜劇場に煽られること自体屈辱だろう。

 さらにオンエアから1カ月少々が経過した第7話では、ついに同じテレビ朝日系の『相棒』にも抜かれ、この週のドラマ視聴率ランキングは4位に終わった。ちなみに第1位は上白石萌音(23)の『カムカムエヴリバディ』。元気が売りだった『ドクターX』の収録現場にも、さすがにスタッフの溜め息が漏れているとも伝えられる。

『ドクターX』の“迷走”ぶりは、近々のゲスト出演者を見ても一目瞭然だろう。第2話以降、ガクンと下がった視聴率に、業界関係者の間では「『ドクターX』が何だかおかしい」と囁かれ始めた。そしてその修復をはかったのかは定かではないが、ゲスト出演者のテコ入れも目立つようになってきた。第4話には元テレビ東京アナウンサーの鷲見玲奈(31)、第5話では松下奈緒(36)。第8話には3年ぶりの女優業復帰という瀬戸朝香(44)を引っ張り出すことにも成功。第5話終了後には、テレビ記者たちの間で「テレ朝は近い将来、松下奈緒で医療もののドラマを撮るのか」といった噂も立った。

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