著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

23年後期NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン誰が? “笠置シヅ子が歌える”と評判の3人の女優

公開日: 更新日:

 2023年後期のNHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインが、間もなく同局から発表されるという。

 "ブギの女王"として一世風靡した戦後の大スター、笠置シヅ子の波瀾万丈な半生を描いたこのドラマのヒロインには、これまでにないスキルの高さが要求される。

「伝説の歌手・笠置シヅ子を題材に置いたことで、芸能プロダクションは大いに浮足立ちました。これまでの、いわゆる"朝ドラのヒロイン"とは明らかに異なった力量を試されるからです。身体全体を使った激しいダンス、明るく天にまで届くような耳に残る歌声、そしてコテコテの大阪弁が要求されるヒロイン…今の芸能界では高畑充希(30)、満島ひかり(36)くらいしか思い浮かびません…」(芸能プロ関係者)

 ただ、高畑は2016年「とと姉ちゃん」ですでに朝ドラのヒロインは経験済みで、満島は年齢が少し高めだ。

 こうした中で、芸能記者たちの間で名前があがっているのが堀田真由(24)だ。最近の朝ドラヒロインがいくつかの大手芸能プロの"持ち回り制"になっているのは否めない事実だ。

■堀田真由はNHKへの貢献度が高く実績あり

 堀田は放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、小栗旬(39)の後妻役として出演しNHKへの貢献度も高く、朝ドラも2020年「エール」、2017年「わろてんか」に出演。スタッフ受けも非常に良いと聞く。そして幼い頃からバレエも習っていたことなども、ヒロイン抜擢の条件にも見合う。

「歌唱力については『エール』の二階堂ふみ(27)が、短期間のボイス・トレーニングと歌唱指導で難題をクリアしたように、その心配は杞憂に終わるでしょうね」(テレビ関係者)

 もうひとり、芸能関係者が熱い視線を送っているのが、橋本環奈(23)だ。

 今年2月から7月にかけて全国公演が行われた「千と千尋の神隠し」で、上白石萌音(24)と互角に渡り合った実力、そして彼女が持つファン層の広さと好感度の高さは絶対的な切り札になるだろう。

「朝ドラはここ数年、深刻な視聴者離れに悩まされています。視聴率を戻すにはすでに数字と人気の裏付けがある女優をキャスティングすることが近道でしょう。これを満たして余りあるのが、まだ"手垢"のついていない橋本……というわけです」(別の芸能プロ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ