アルフィーの3人の部屋の戸をバッと開けたらバタバタと青い顔をして…

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 あけましておめでとうございます。今年も「スッピンでしゃべります」をよろしくお願いします。

 ということで新年最初は昨年末から引き続き、アルフィーがデビューしたころのことを話したいと思います。

 当時、夕方の生放送「ぎんざNOW!」にレギュラーで出ていて、その時はタカミー(高見沢)がリードボーカルだったんです。でも、本人はボーカルが苦手でイヤイヤやってたの。で、番組が終わってからアタシが「今日の歌、良かったよ!」って褒めたのね。アタシはホントのことしか言わないし、お世辞とか言えない人間だってことはタカミーも知っている。だからアタシのその一言を聞いて自信がついたって言っていました。

 前回も話したけど、一緒にツアーを回っていたとき、フルバンドのバンマスから「チューニング合わせろ!」ってけっこう怒られてたの。彼らは独自の音を出していましたからね。それはそれで個性だからいいんですけど……。でも、フルバンドのミュージシャンと一緒では、そういうわけにいかない。だからチューニングメーターをプレゼントしたんです。あれから音がプロっぽくなった。その時のことをずっと忘れずにいてくれているって聞いて、うれしくなっちゃって。アタシも当時の給料はそんなに多いわけじゃなかったけど、彼らの給料がまだ4万5000円のときに、チューニングメーターって2万円くらいしましたからね。なかなか手が出なかったのもわかりますよ。みんなで楽器積んで夜行列車で一緒に動いたり、マネジャーの車で移動したり。なのに誰も振り向いてくれない。

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