BTSの勢ぞろい動画にファン歓喜! 井筒監督が語る思い「彼らは未来に希望の火を灯してくれたけど…」

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 今や世界のBTS(防弾少年団)が21日にメンバー7人が勢ぞろいした動画を公開し、日本のファンも《カッコよくて素敵で癒やされました》などと大喜びだ。

 メンバーが韓服を着たこの動画は先月13日、一番年上のメンバーJIN(30)が兵役で入隊する前に撮影したものということで、中には《2025年に揃うためには今年全員入隊かな》なんて書き込みも。

 JINの除隊予定日は2024年6月12日で、ファンは心待ちにしているが、映画「パッチギ!」「無頼」などで知られる井筒和幸監督(70)は「ロシアのウクライナ侵攻など最悪の2022年、世界の未来に希望の火を灯してくれたのはBTSだった」と話す。

 井筒監督が言う。

「『だった』と言うしかない。兵役に就かされて、全員での活動はしばらく休止するしかなくなったんだから。朝鮮戦争以来、(BTSの)祖国はイムジン河を挟んだまま南北に分断されて70年経っても休戦中だし、平和条約は実らないままだし、兵役義務からは逃れようがない。彼らもその犠牲者。今まで、彼らに自由と希望をもらって励まされてきた世界中のファンたちも、悲しくてやりきれないだろう」

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