「ペンギン池落下騒動」も炎上続いたが…なぜ“不寛容な社会”がエスカレートしていくのか

公開日: 更新日:

 3月末で終了した日本テレビの朝の情報番組「スッキリ」で、同24日の生放送中に起きた那須どうぶつ王国の「ペンギン池落下騒動」は炎上が続いた。

 MCの加藤浩次(53)の“前フリ”で、オードリーの春日俊彰(44)が何度も池に落ちたという話で、ペンギンをパニックにさせた危険な演出に、王国側は厳重抗議。

「ネット上は批判の嵐になりましたが、春日さんが長文の手紙を持って直接謝罪に訪れていたことが判明。それをあえて黙っていた春日さんの株は《大人の対応》《謝罪の見本》などと上がっていますが、その一方で、番組で生謝罪した加藤さんは《謝る態度ではなかった》などと批判が続きました」(在京キー局関係者)

 日テレ側の対応のまずさもあって、王国側は再度抗議していたが、春日に対してさえ《謝ったらそれで許されるのか》なんて声は根強く残っていた。

不寛容社会 -『腹立つ日本人』の研究-」(谷本真由美著=ワニブックスPLUS新書)が出版されたのが2017年。もう6年経つ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ